Part2いきます!
次はサイドですね。
トップはPart1を参考に。
用意するのはサイドレース2本です。
目安は編みたい方向のヘッドの幅×3くらいの長さです。
後で足りなくなったってならないように気持ち長めにしておきましょう。
トップと同じで端は2重の固結びで。
<これからの注意事項>
ヘッドによって穴の位置は全く異なってきます。
今、エボ3Xで編んでいるので、穴の数は多めです。
参考にして編むときは、自分のヘッドの穴の感覚、メッシュの張り具合を見ながら
ベストな位置を見つけていきましょう。
では始めます。
ヘッド側から紐を通していきます。
穴は上から三つ目の所くらいです。
それができたら、ぐるっと一周させて同じ穴に通してください。(色見づらくてすいません...)
そしたらメッシュも同じ穴のほうから紐を出してくる。
次、隣側のメッシュの穴に通し、そのままヘッドの穴に通してください。
通したら、先ほどメッシュの間を通したサイドレースをくぐるように通してあげます。
そしたら力強く引っ張る!!!
引っ張ったら同じことを隣のメッシュで。
繰り返し。
もいっちょ繰り返し。
ここでポイント。
この時のサイドレースがしっかりメッシュを引っ張っているように編めているか、
メッシュを触って確認してみてください。
張りを作れていないなら、穴の位置を一つ下にしてみましょう。
できましたか?
次に、自己流ワンポイントです。
4つくらい通したら、一番下側の編んだ穴に外からもう一度通してください。
こんな輪っかができるはずです。
かなり狭いので、ペン先などで押し込んでやってください。
できたら、その次にダマを作る作業になります。
これがポケットの位置、深さに大きくかかわります。
メッシュの表側から紐を通してやります。
そしたら、メッシュの外を巻きつかせるように次の下の穴もメッシュの表側から通します。
合計で3回くらい通してください。
下のような感じになるかな?
できたら、紐とメッシュを掴んで、思いっきり引っ張ってください。
引っ張ると、紐がメッシュの周りを巻いていた状態が、逆の状態になります。
できたら次の穴くらいまで通して、そのへんでストップ。
次に反対側を編んでいきます。
なぜ片方を編み切らずに反対側を編むかというと、メッシュの上側の張りがとても重要だからです。
そのため、両側を半分くらい編んで、途中経過でしっかり上が張れているか、ポケットの位置はよさそうか、といったことを修正しやすいように途中で止めてあげます。
正直、半分より下はそこまでこだわる必要はないということです。(※ボールストップの部分は大事だけど!!)
てことで反対側も編みます。
※省略
できました。
このときに、上部分がしっかり張れているか触って確認してください。
張れていない場合は穴の位置を下にずらして修正してください。
OKなら、下半分の部分も上半分と同じように編み進めて、仮止めしてやります。
こんな感じ。
サイドレース結構余ってます。笑
そしたら、メッシュの下とヘッドの下部を手で押さえながら、メッシュをボールでぐいぐい押し込んだり、転がしたりしてください。
こーんな感じに。
ボールを飛ばしたりしながら、抜け具合、キープ感を感じます。
この辺は経験です。
動画も貼っときます。
どうでしょうか。
できあがりはこんな感じです。
後ろから。
まだメッシュが固く、買った時の折れ跡が残っています。
このへんは、壁当てなどやってたらすぐ取れるので心配なさらず。
サイドはこれで終わり。
次に下を編みます。
使うのはパウエルレース。(サイドでも構いません。)
僕はパウエルのほうがメッシュに負担がかからないので、好んで使ってますが、サイドでも全然大丈夫です。
基本的に、次に紹介するパウエルの編み方の所で必ず余るので、その残りをいつも使ってます。
ということで、はじめます。
いつもと同じように固結び。
今回は1重で構いません。
そしたら下から通してやります。
次に、通した紐を対角側から2つ目のメッシュの穴に通します。
そしたら、その隣に通し、次3つぐらいスルーして、出してきてまた次に通す!!
説明難しいので写真を参考にしてください.....
こんな感じになります!
編めましたか?
編めたらボールを置いてクロスを立ててみましょう。
よさそうですね。
上ポケットで編むとなかなかこの状態でボールが止まるクロスは編めませんが、
中~下ポッケだと、このようにクロスを立ててもボールが落ちないように編めます。
(実はパウエルを通してた時の3つスルーがすごく大事。ためしに全部波状に通してみると...)
ショートスティックの人は特にワンハンドクレードルをする機会が多いので、その時にボールが落ちにくくするようにするためです。
後は、メッシュの下の方の余りを切ってライターで炙ります。(面倒くさい人はやらなくてもいいです。)
できあがり。
こんな感じ。
ちなみに、張りとかポケットとか言ってたのは、このあたりです。
ちなみに外側でいい張りが作り出せていることを「道ができてる」などと言いますが、
ボールが真っ直ぐに転がりやすいことを表現しています。
ではPart2はおしまい。
Part3では最後にメッシュ部分にパウエルレースを通していきます。
ではでは。